別に座って授業受けなくてもいいのでは
ここ数ヶ月、座らずに授業するのにハマっている。
問題が書かれた紙をめくったり、紐で吊るされた問題を引っ張って持ってきたり……とかそんな感じ。
こちらが教材を用意する時間は普通の7倍くらいかかるけど、身体を動かすぶん生徒さんの反応はいい。
「問題解いて」って言わなくても歩きながら勝手に解いたりしてるし、次の問題も勝手に取ってきてくれる。めっちゃ能動的じゃん。
試しに「立ってやる方が覚えそう?」と聞いてみたら、小学生から「覚えるかどうかはわかんないけどこっちの方が楽しい」と言われた。そうだよね。
座って勉強できる人たちって、大まかに分けると
・ある程度理解している人たち=基礎学力のある人たち
・知的好奇心を刺激させる快感を知っている人たち
・義務に対して真面目に向かうことのできる人たち
なんじゃないだろうか。
でも、それができない人は結構出だしでつまづく感じもしてて、「勉強=座って耐えるつまらないもの」になる可能性もある。勉強そのものではなくて「座ってる行為」と「忍耐の時間」っていうのがもう無理っていう場合も多いと思うので、そういう人たちには別に座って勉強する方法にこだわらなくてもいいんじゃないかな、と思う。
自学や独学のできる人だって別に座ってる必要ないしね。楽しい方が継続しやすいならそれでやった方がいい。バランスボールに乗って仕事する人もいれば(※私のこと)、スタンディングテーブル使って仕事する人だっているわけだし。(※私のこと②)
大人もそうなら子どもなら尚更だろう。ちなみに大人の私は座ったままだと下手したら寝る。
それに、身体に動作が入ればそれだけで楽しいし、覚えることもあると思う。
逆に、型やあり方にこだわりすぎて結果が伴わなければ本末転倒で、最終的に理解が深まり知識を得ることに対して肯定的な印象が記憶に残るならその方が絶対いい。結果が出せるなら方法は問わない。
私は中学の時の英単語はパソコンのゲームで覚えたんだけど、側から見たら遊んでる風だっただろうなあと思う。30歳になってから取った自動車免許はソファに横になりながらスマホで勉強して受かった。
結果的に仮免も1週間くらい受かったけど、勉強の仕方が旧来と違いすぎて「それは勉強じゃない」っても言われそう。でも、結果が伴えばいいと思うんだよなあ。耐えることも必要だけど楽しんでやった方が思い出しやすくて(脳内で内容を反復しやすくて)結果的に覚えやすくなるし。
知ることは本来楽しいこと。
これまでもなるべくそれを体感してほしくて、カードゲームを作ったり、黒板から剥がす方式の問題を作ったりしてきた。
学習方法って色々工夫しがいがあって面白いなと思う。また思いついたらなんかやってみよう。
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