怒りのカトウ-Mac OS could not be installed on your computer-
おれはいかっている。怒っているんだ!
なんやねんこれ!
※今回はパソコンのトラブル備忘録です。解決方法だけ知りたい方は下方のスクショのところだけご覧下さい。
なお、題名はスタインベックの「怒りの葡萄」からお借りしました。ブドウとカトウで名前似てるから。ありがとうスタインベック……。
周囲からはあまり怒る印象のないらしいわたしだが、今回はあまりにも理不尽で怒っていた。いや、怒っていたのは最初だけで、だんだんと呆れてきてしまった。主に使っているパソコン(MacBookPro)がうんともすんとも言わなくなってしまったのである。起動するか終了するかしかできなくなってしまった。
事の発端は2日前くらいにさかのぼる。Appleのappストアを開くと必ずといっていいほど「High Sierraにしませんか?」という旨の誘いを受けるので、思い切って寝る直前にOSをインストールをしたのだった。これでパフォーマンスもよろしくなると思いきや、パソコンを立ち上げると同時にこの表示。なぜ。
とはいえ、Macはこういう罠は多いのだ。電源を入れようと思ったらいきなり「ブーーーーー」という異常音がして真っ暗な状態のまま立ち上がらないとか、画面の明るさが最小になっていて(つまり真っ暗)ログインできないとか、よくある。(ちなみに真っ暗な場合は大抵後ろのリンゴマークから電気で照らすと自分のログインアイコンが浮かび上がってくるので、一度お試しあれ)
今回もそういった類のエラーだと思って、最初はセーフモード(電源入れてからすぐShiftを押して、起動音がなったら離す)で電源を入れたが、結局最初のMac OS could not be installed on your computerが出てきてしまう……というのを数回繰り返した。
そのあとはPRAMリセット(起動前からShift+Command+P+Rを押し、そのまま電源をつけて2回目の起動音が聞こえたら離す)も数回試してもダメだった。
そのあとはSMCリセット(shift + control + optionキーを押しながら、電源ボタンを押す)を数回行ってもダメ。
そのあと、タスクバー付近をクリックして出現させ、Disk Utility からFirst Aidを実行してもダメ。
Apple IDからのログインでもだめだった。
何回もこのRestart画面に戻ってきてしまう。
どうやらこのMac OS could not be installed on your computer問題は海外でも多く発生しているようで、最終手段は電源を押した後のCommand+RでTime Machineから復元するのが一番らしい。
だが、わたしはTime Machineのデータはちょっと古かったので、これはやりたくない……ということで、試しに電源→Option+Command+Rでやったら1時間かけて5GBのOX Lionがダウンロードされてしまい、再度シャットダウン。
ここから電源→Command+Rで再度挑戦し、セーフモードで起動したらなんとかうまくいった。
一応ここまでの流れを下にフローとしてまとめておこうかなと思う。日本語ユーザーでもこういう事態があった人、そして未来の自分のために……。
*MacOS could not be installed on your computer にわたしが使った復活方法はこちら*
-
エラー画面
-
Command+R+電源 で、OSを再インストールを選択
※この時に言語設定とかが事前に出てきたら自分が好きな言語に設定する。Apple公式の再インストール手順はこちら。 -
Macintosh HDを選択し、OSのインストール
わたしはログを全部見ながらダウンロードしましたが、「完了まで6分」のところ1時間くらいかかりました……。しかも最初のインストールは失敗したため、再度インストールもしました。
-
セーフモード(電源→Shift)で起動。復活。
このあとはすぐにTime Machineでバックアップをとりました。仕事できなくて困るじゃん、もう! とりあえず復活してよかったー