独立開業してからの勝負は3年以上だった

まあ、あくまで私の場合。私の場合は5年だった。

ご存知のように2019年から新型コロナウィルス(covid-19)が流行り、色々なことが大きく様変わりした。
同じように、私が「なんか今年は行けそう! この感じのうちに全力疾走しよう!」と思ったのも2019年の初めだった。
それからは死ぬほど頑張った。本当に死ぬほど頑張ってて、一時期は店舗の壁に寄りかかってたら疲れて立ち上がれなくなる、なんてこともしばしば。
壁にもたれかかり、心臓がドクドクと波打つのを感じながら「いま2分でもいいから寝ないと本当に死ぬかも」と思ったことも何回かあった。他からはそう見えなかったかもしれないけど。アハハ

私は2016年に独立開業しているので、本来であれば2019年は「独立開業の勝負年」と言われる3年目だった。ただ、その前(2017年)に色々あったためか、肝心の3年目の2019年になっても状況は全然変わらなかった。その頃は、現状維持か、ゆるやかに悪化している状況のように感じていた。泥の中でもがいて先が見えない感覚。周りに恵まれていなかったらここまで持っていなかったと思う。

2017-2018年は、今まで人生を目標を持って進んできた私にとっては珍しい、特にやりたいことがはっきりしない空白期間のような時期だった。「フラフラ暮らしている」というのがピッタリで、初めてそういう生き方の人も気持ちがわかったり。それに対して喝を入れられることもしばしばだったけど、入れられたからといってシャキッとも生きられなかった。それじゃダメなのはわかってるけど、進むべき方向もわからない。情熱を燃やすだけの燃料も身体の中になかった。

でも、2019年くらいからはなんだかよくわからない「引っ張られてる感じ」があった。それは俗にいう直感かもしれない。「とにかく今は頑張る時期なんだな」と思い、とにかくがむしゃらに物事を行ってきた。
そうしたら2020年あたりから芽が出始め、2021年には調子が出始めて、今年2022年には手応えを感じ始めている。それは数字にも表れていて、コロナ禍にもかかわらず毎年ありがたいことに営業成績はよくなり続けている。
この感覚をを得るためのここ3年間のガムシャラだったのかなあと今は思う。

実は、この「引っ張られる感覚」を私は人生の中で度々経験していて、それがある限りはCHEMOとして走り続けると思う。また同時に、引っ張られなくなる瞬間も何回も経験している。そうなったら今いる場所から旅立つときなのだ。ただ、それは今ではない。でも、いつかもわからない。私にはそれしかわからないので、引っ張られるうちは走り続けるしかない。今やっていることも、今うまくいかなかったことも、きっと何年後かに思いもよらない形できっと私に恩恵を与えてくれるだろう。これまでもそうだった。人生を走り続けるようで、わたしは走らされているのだ。

わたしは泥の中でもがいていたら、いつの間にか川に出て、泳ぎ方をなんとなく習得していた。まだまだ溺れる可能性はある。でも、もう少し泳げば違う景色が観れるかもしれない。自分が見たいと思っていた景色の場所に立てるかもしれない。その希望を持ってもう少し泳ごうと思う。コロナに、円安、戦争と、今の社会情勢は2016年当時には想像していなかったことばかりだ。でも、願わくば–このまま泳ぎきって、違う景色が見られますように。これからどうなるかはわからないけど、最善を尽くしながらも、時にはフラフラと、とにかくこの荒波を泳ぎ切るのだ。